ポーレックス

コーヒーミルの使いこなし

目次

... 2009年7月15日更新
... 2005年5月1日更新
... 2005年1月3日更新
... 2006年1月3日更新

使うときの注意点


 ポーレックスのコーヒーミルは、刃がセラミックで、丸洗いも出来き、価格を考えればそれなりに使えます。ただし、ある点を注意しないと使えないミルになってしまいますので、それをまとめてみました。

 かなり細かい挽きも可能ですが、荒い挽きは得意としていません。荒い部分と細かい部分の差が大きすぎます。これを解消するには2度挽きしますが、微粉も増えますので、中挽き〜細挽きが無難でしょう。専用ミルとは比較になりませんが、エスプレッソにも使えます。エスプレッソに使えるミルは少ないので、値段を考えれば十分でしょう。

 問題は挽きの細かさの設定です。番号で設定することは出来ないので、調節ダイヤルを何回転したか覚えておかないといけません。もっとも、これはザッセンハウスを使おうが、カリタを使おうが、同じです。電動ミル以外ではまず数値で設定できるミルを見かけることはないでしょう。

 幸いつまみを捻るとクリック音がしますので、これを数えることで同じ値にすることが出来ます。ただしダイヤルをはめ込むときに臼を手で押さえ込んではめると最初のクリック音を聞くことが出来ません。はめた後一旦外してネジがはまり始める角度を覚えてから再度はめ込むことで実現できますが、他にも締めこんでいってネジがダイヤルから出る瞬間から数えることも出来ます。僕は後者の数え方を採用していますが、ネジが出た瞬間の判断を完全にネジに対して垂直の状態で見ないと判断が狂いますので気をつけてください。

 このミルの最大の問題は分解後に再設定するときです。最初に書いたとおり丸洗いも出来ますが、買った状態のままでは、一旦分解すると同じセッティングに戻すことは至難の業になります(組み立て自体は簡単です)。なぜなら、何通りも組み合わせ方があるからです。それを防ぐには、油性マジックなどでマーキングするしかありません。

 組み合わせが変わってしまうところは、
1.ダイヤルがはまっている軸と山形の臼の部分の組み合わせ
2.その臼と臼にはまっているプラスチックの部品の組み合わせ
3.臼を受ける部分と本体の組み合わせ
です。3は1や2ほどの影響はありませんが多少ずれます。

 上記をすべてずれないようにマーキングしておけば、分解清掃しても同じように組み立てることが可能です。最初からそうしておいて挽きの細かさを追い込んでいった方が努力が無駄にならずにすみます。
 薄ければ締め付け、雑味が出れば緩めます。雑味がなく濃さもちょうどよければそこがベストポイントですが、多分1目盛り単位のシビアさになるでしょう。

 納得の行く味の追求のご参考になれば幸いです。